坂本勝著「はじめての日本神話: 『古事記』を読みとく (ちくまプリマー新書)」を読み始めましたが、なかなか先に進みません。
解らない言葉や地名が出てくるたびに、先に進めなくなってしまう。
本文が始まって、5ページ目で、「伯耆(ははき)国」がわからない。「ははきくに」と読むのか「ははきのくに」と読むんのか。
こんなことも解らん様では困ったものだが、疑問は一つひとつ解決していくしかない。
古事記では、このくだりは「伊邪奈美神は,出雲国と伯伎国との堺の比婆の山に葬りき」とあるようだ。(参考1)
つまり、伯耆国=伯伎国であるが、なぜ表記に違いがあるのかも疑問。地名の書き換えは良くあることなので、とりあげずここはスルーして、伯耆国をwikipediaで調べてみると、「ほうきのくに」と読むようだ。
「~のくに」と読むのは定番なのだろうが、何しろ「はじめての日本神話」の超初心者なので、こんなところも詳しくルビを振って貰いたい。(参考2)
では、伯耆国(ほうきのくに)は現在のどの辺の地域であるのか。
この地図で青と緑の区域が伯耆国(ほうきのくに)らしい。
さて、それでは「比婆の山」はどこにあるのか。広島県側に比婆山と言うのがあるが、伯耆国(ほうきのくに)との境ではない。
安来市にもうひとつ比婆山という標高331mの山があり、こちらが「比婆の山」として有力のようだ。
ふー! 1ページ読むのに2時間かかった。先は長いぞ。
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