2013年3月6日水曜日
黄砂なの? PM2.5なの?
タラの芽が膨らんできました。
朝夕は冷え込み、今朝も霜が降りましたが、日中は暖かく、タラの芽が膨らみだしました。
そろそろ、タラノキの種根の植え込みを行う時期になりました。
現在、タラノキの種根はとれさ農園のWEB直売所で販売中ですが、数量に限りがありますので、お早目にご注文ください
こちらの写真はタラノキの種根を採取した後の幹を室内でバケツの水に浸けておいたもので、もう開き始めています。
あと数日で天ぷらにして食べましょう。
2013年3月4日月曜日
「はじめての日本神話」を読む(4)
坂本勝著「はじめての日本神話: 『古事記』を読みとく (ちくまプリマー新書)」より
これまでは「天の世界」に居たのですね。「天の世界」とはどこでしょう。
この本によれば、スサノヲはすでに父により「神の国」から追放されています。
前に出てきた、「出雲国のイフヤ坂」(島根県)、「筑紫の日向の橘」(宮崎県)も神の国だったようだ。
そして、アマテラスは「高天原」にいて、「神の国」を追放されたスサノヲが合いに行ったので、「高天原」は「神の国」ではない。
「天の世界」とは「神の国」のことなのでしょうか。この辺のところがよくわかりません。
そして、「天の世界」を追放され、降り立ったのが「出雲国の肥の川の上流」。「肥の川」とは今の斐伊川のことらしい。
ここで解らないのが、「神の国」や「下界」に、島根県や宮崎県の現存する場所があることだ。
昔は「神の国」だったところが、今は「下界」にあると言うことなのだろうか。そうであれば、今の「神の国」はどうなっているのだろう。
神の世界のことだから、時空を超えた事象があるのだろうけれど、どうもすっきりしませんが、続けて読み進めましょう。
2013年3月3日日曜日
「はじめての日本神話」を読む(3)
坂本勝著「はじめての日本神話: 『古事記』を読みとく (ちくまプリマー新書)」より
さて、今回は「逆剥ぎの馬」で引っかかった。スサノヲは姉アマテラスのいる高天原で大暴れ、弟スサノヲの乱暴に寛容だったさすがのアマテラスも「逆剥ぎの馬」には恐れをなしたようだ。
この「逆剥ぎ」って何だ? 三省堂の大辞林では「動物の皮を尾の方から剥ぐこと」とある。小学館の大辞泉でも「獣の皮を尻の方から剥ぐこと」だ。
しかし、どうも納得できない。動物をと殺し解体する場合、後肢を引き上げて逆さまにして作業をするのが一般的でしょう。牛や豚、鶏もそうだ。その方が作業がしやすく、放血もしやすいからだ。
ネットで調べてみると次のような記述があった。
やはりそうだ。こちらの方が自然のような気がする。