2013年3月4日月曜日

「はじめての日本神話」を読む(4)

坂本勝著「はじめての日本神話: 『古事記』を読みとく (ちくまプリマー新書)」より

これまでは「天の世界」に居たのですね。「天の世界」とはどこでしょう。

この本によれば、スサノヲはすでに父により「神の国」から追放されています。

前に出てきた、「出雲国のイフヤ坂」(島根県)、「筑紫の日向の橘」(宮崎県)も神の国だったようだ。

そして、アマテラスは「高天原」にいて、「神の国」を追放されたスサノヲが合いに行ったので、「高天原」は「神の国」ではない。

「天の世界」とは「神の国」のことなのでしょうか。この辺のところがよくわかりません。

そして、「天の世界」を追放され、降り立ったのが「出雲国の肥の川の上流」。「肥の川」とは今の斐伊川のことらしい。

ここで解らないのが、「神の国」や「下界」に、島根県や宮崎県の現存する場所があることだ。

昔は「神の国」だったところが、今は「下界」にあると言うことなのだろうか。そうであれば、今の「神の国」はどうなっているのだろう。

神の世界のことだから、時空を超えた事象があるのだろうけれど、どうもすっきりしませんが、続けて読み進めましょう。

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