2011年3月10日木曜日

美しいサイロ

3月8日に、口蹄疫の影響で家畜をすべて淘汰した新富町の酪農家に行って来ました。もうかなり乳牛を導入して経営を再開されていました。
良い堆肥の作り方のアドバイスが主な目的でしたが、そちらが一段落して、牛舎に戻って来た時目に付いたのがこのサイロです。

サイロとは飼料を貯蔵する容器のことで、このサイロにはトウモロコシの茎葉や子実が細かく切断され詰められていました。トウモロコシはサイロの中で主に乳酸発酵しサイレージとなります。いわば、トウモロコシの漬物ですね。

このトウモロコシのサイレージは乳牛の大切な飼料になります。

写真は、サイレージを取り出し中のものです。私が感心したのは、この取り出し方の見事なことです。几帳面にサイレージを切り出しています。取り出し面がとても美しい。

実はこの取り出し方はとても大切な技術なのです。サイレージはビニールに覆われ、密封状態で保存されます。これで、乳酸発酵するのですが、取り出す時はビニールをはがしますので、空気に触れます。そうすると少しずつ鮮度が落ちてきます。ですから、ビニールをはいだ後も出来るだけ空気に触れないようにした方が好ましいのです。

荒い取り出し方をすると、表面積が大きくなり、空気の侵入が多くなりますが、この写真のようにきれいに取り出すと空気の侵入が少なく、サイレージの劣化も少なく、乳牛も喜んで食べてくれます。

痛風発作18日目じゃなくて滑液包炎でした。

くるぶしの腫れと痛みに襲われ、内科受診で痛風の疑いと診断されたのですが、痛みと腫れは弱くはなったものの、2週間も経過しても続いていたので再度内科を受診したところ、「これは痛風ではないですね。整形外科を紹介しましょう」と言うことで、整形外科を受診すると滑液包炎と診断されました。痛風の可能性を尋ねたところ、「腫れ方が全く違うので、痛風は考えられない」とのことで、滑液包炎で確定です。

では、どうするかと言うと、やはりどうしようもなく、痛みと腫れが治まるのを待つことにして、来週の月曜日に再度受診することになっています。

それにしても、整形外科と言うところは患者が多いですね。リハビリで通っている人も多いようですが、診察を受ける人も多い。診察を受けるのになんと3時間半もかかってしまいました。その間、医師は3箇所に診察室に患者を分けて、飛び回っていました。

忙しい中であるのに、診察は丁寧でやさしく接してくれました。ありがとうございました。

さて、痛風ではないと言う事で、2週間ぶりに焼酎を飲んでみました。痛風ではないと言っても、炎症を起こしているのだから、アルコールはあまり良くないだろうけれど少しなら良いだろうと考えるのが呑み助の悪癖です。

焼酎を飲んでも、とくに痛みが強くなることも無く、翌日にはこれまでと同様に、痛みも腫れも少し弱くなってきまいました。と言うことで安心して飲めそうです。が、まあ控えめにしましょう。

くるぶしが痛むので、長靴も地下足袋も履けず、春なのに畑仕事にまったく手が付いていません。畑は草ぼうぼうです。今日はサンダル履きでできそうな仕事を少ししてみましょう。

タラノキの種根の植え付け時期が近づきましたので、タラノキの種根を掘り出さないといけないので、そちらをやってみましょう。