GIMPは無料なのに高機能な画像の編集・加工ソフトです。
少しずつ勉強しているのですが、初心者で、なかなか使いこなせないでいるのが現状です。
円や四角を書くツールを探しても、GIMPのメニューの中には見当たりません。インターネットで色々調べてみると、いくつかの方法があるようですが、きれいに描くには少し工夫がいるようです。
そこで、実際に円を描くてみましたので、その手順を記録することにしました。
使用したGIMPのバージョンです、
まずはツールボックスで、【楕円選択】を選びます。円を描くのになぜ選択ツールを使うのでしょう。これでは教えてもらわないとわかるはずがありませんね。
円形に選択範囲を作成します。
ツールボックスで円の大きさ指定を数値で設定できますので、正確な寸法の円を描くことができます。左側が幅、右側が高さです。幅と高さを同じにすれば正円になります。
【選択】メニューから【選択範囲をパスに】をクリックします。【パス】と言うのがまた説明が難しい概念ですが、ペンで描いた曲線のようなものでしょうか。
円形の選択範囲をパスに変換すると、ペンで円形を描いた感じになります。ただこの段階では点線でパスがあることを示しているだけで色がついていません。
最後に【パスの境界線を描画】をクリックし、
線の幅や色を指定して【ストローク】をクリックすると、
きれいな円が描けました。
パスを使わず、【選択範囲の境界を描画】で描くと、出来上がりがあまりきれいではありませんでした。