2012年2月12日日曜日

ニラも縮み上がってしまって


ハウス内のニラも寒さに縮み上がってしまって、とても売り物にはなりません。でも、ゴミのように見えるニラでも、根気よく良い所だけを選び出せば、


立派なものです。

ハウスの内にはこんなニラがいっぱいあるので、一昨日は餃子、昨日はがんもどきの材料になり、さて今日は何にしようか考え中です。

蕗の薹もあるので、てんぷらにでもしましょうか。また肥るなー。

牛の繁殖管理支援ツール



乳牛の分娩間隔は長くなる傾向が続いているようです。
なぜ、分娩間隔が長くなるのか。要因は大きく3つあります。

ひとつは、分娩後初回授精日数。
分娩後に初めて人工授精するまでの日数が長ければ長いほど分娩間隔も長くなります。

2つ目は、発情発見効率。
牛の発情周期は21日です。したがって、初回授精から受胎できた授精の期間が21日間であれば2回、42日間であれば3回、63日であれば4回の発情があったはずです。63日間で3回の授精を行っていれば、発情発見効率は75%になります。

3つ目は、受胎率。
受胎するまでに何回授精したか。授精が2回であれば、受胎率は50%になります。

このうち2つの分娩後初回授精日数にしても発情発見率にしても、発情発見が重要となります。

牛の発情は21日周期ですので、前回の発情日がわかれば次回の発情日の予測がつきますので、その日前後は特に注意して観察を行えば発情を見つけやすくなると思います。
そこで、発情予測の機能に限定して、入力項目を最小限にした牛の繁殖管理支援ツールを作りました。牛であれば何でもOK,和牛にも使えます。

ユーザーは分娩した、発情を発見した、授精をした、授精卵移植をした、妊娠鑑定をしたと言う情報を携帯端末でその都度記録していきます。

これらのデータから、毎朝、注意を要する牛のリストをメールで送ります。

ただそれだけのツールです。
膨大な牛の情報を入力する必要もありません。

現在は出来立てほかほかで、不具合も考えられますので、実験中としています。実験に参加し、ツールの開発に協力して頂ける方は是非お願いします。

詳しくは「牛の繁殖管理支援ツールの実験について」をご覧ください。