2008年7月19日土曜日

男女共同参画懇話会委員研修

 7月17日、えびの市の男女共同参画懇話会委員は鹿児島県加治木町役場を訪問し、同町の取り組みについてお話を伺いました。
 加治木町役場は元中学校を改装したもので、まずそのことにびっくり。市町村では豪華な庁舎を建てているところが多いのですが、ずいぶん辛抱しているのですね。
 加治木町は今年4月に男女共同参画推進条例が施行され、条例化を目指しているえびの市の懇話会として勉強させていただきました。
 多くのお話を聞かせて頂き、大変勉強になりました。
 とくに、懇話会や自主学習グループが男女共同参画を身近な問題として捉え、現実に住民が直面している悩みや困っていることを解決するために精力的な勉強を積み重ね、その流れの中で条例化が進んだということです。
 男女共同参画基本法ができたので、条例も作ると言う、トップダウンの考え方ではなく、自分たちの抱えている課題を解決するために条例を作るという考え方は意外とできていない自治体が多いのではないでしょうか。
 加治木町の取り組みは私たち懇話会委員の今後の活動のあり方に大きな影響を与えて頂いたと思います。
 忙しい中に多くのことを教えていただいた、町職員、審議会委員、旧懇話会委員の皆様、本当にありがとうございました。