2008年5月2日金曜日

農薬をできるだけ使わないと

 農薬をできるだけ使わないで野菜を作ろうとすると、あまり嬉しくない訪問者が訪れる。
 とれさ農園の区画番外で生産履歴の対象外となっているブロッコリー(試作品で販売予定なし)は、全くの無農薬であるが、どうにか元気に育っているが、葉っぱのあちこちに穴が開いている。この犯人はアオムシだ。たぶんモンシロチョウの幼虫だと思うが、柔らかい緑の肌をしていてとても可愛い。可愛いが、作物を全部食べられては困るので、見つけ次第つまみ出す。

 かなり、困る虫はネキリムシ類、タネバエだ、芽が出たての幼い作物を食べてしまう。これをやられると収穫皆無になる。仕方がないので、播種時にダイアジノン粒剤5を施用する。できるだけ農薬は使いたくはないが、これだけは使いたい。

 とれさ農園で栽培している、ほうれんそう、だいこん、はつかだいこん、にんじん、非結球あぶらな科葉菜類に播種時に土壌混和している。使用量は6㎏/10aとなっている。とれさ農園では2㎡の小区画で栽培しているので、その都度面積に応じて施用することになる。