2008年4月12日土曜日

「くるみ」(1)


 我が家の猫「くるみ」の登場である。♀三毛、推定年齢7歳、数年前、二女が神奈川の大学に通っている時に衝動的に貰ってきたもの、娘の転居に伴い、飛行機に乗って我が家に引き取られた。なかなか厳しい猫生を送ってきたのかかなり神経質で凶暴。


 好物は高価なキャットフードであったが、我が家にきてから好き嫌いは矯正され、ダシがらのいりこも食べるようになった。もっとも、別稿でご紹介したとおり、ダシガラのいりこは「辛抱レシピ」の材料となり、人間の貴重なたんぱく質&カルシウム原となってしまったので、このところ「くるみ」にわたることはなく、かえって高価なけずり鰹節が時々わたる。


 凶暴なことに加え、長毛で抜け毛がひどいこともあり、長女が孫を産むために里帰りしたことをきっかけに、2階の個室に監禁状態にされた。孫の帰宅に伴い一事開放されたが、今日また孫が来ることから、数日前から再び監禁状態に戻されてしまった。


 監禁されると人が恋しくなるのか外で庭仕事をしていると、窓枠にのぼりニャンニャン(遊ぼ~)と鳴く。監禁部屋に入ると駆け寄ってきて身を摺り寄せる。普段は寄り付かない私にも、ご覧の通り腹の上にのって寂しさを癒しているようだ。

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